Pariser Platz in Berlin
(© picture-alliance/ZB)

首都

ベルリン

総面積

35万7376km2

総人口

8120万人(その内外国人754万人)

憲法

1949年5月23日制定のドイツ連邦共和国基本法

国家形態

連邦制国家であり、16の自治権を持つ州によって構成されている。1990年3月18日に旧ドイツ民主共和国で初めて行われた自由選挙後に、人民議会が新5州の設立を決定した。1990年10月3日にはドイツ民主共和国のドイツ連邦共和国への編入によりブランデンブルク州、メクレンブルク=フォアポンメルン州、ザクセン州、ザクセン=アンハルト州、チューリンゲン州も同国に編入された。東ベルリンの11区はベルリン州に併合された。各州の持つ権限は住民の日常生活に直接関わり合いを持つ。各州は独自の憲法を持つが、中でも特徴的なのは「文化高権」の行使であり、これは各州が学校制度・大学制度の分野において独自の法律を定めることを意味する。その他にも各州は自治権及び公安管轄権を有する。各州はそれぞれの財源を持ち、そのうち主なものは財産税、自動車税、相続税、土地所得税である。更に所得税、法人税、付加価値税の一部が州の財源となる。また行政分野においても各州は広範な権限を有する。州の行政機関は州法の他に原則として連邦法の執行も担当する。憲法第85条に定められた「委任行政」の場合、例えば高速道路あるいは国道の建設に際しては、各州が連邦政府の委任ならびに経費によってこれを行う。連邦政府の行政上の任務は外交、連邦国防軍、連邦国境警備隊、そし連邦財政である。

州の代議制

連邦参議院は州政府議員により構成される。各州は最低3票、最高6票の投票権を持つ。総票数は69。各州は連邦参議院を通して、連邦の立法と行政に関与する。連邦大統領が不在或いはその職務が任期満了以前に終了した場合には、連邦参議院議長が国家元首の権限を得る。連邦参議院議長は各州首相が毎年交替で務める。

国民代表機関

ドイツ連邦議会であり、普通・直接・自由・平等・秘密の原則に基づいた選挙によって選出される。任期は4年。ドイツ連邦議会議長団の5人のうち1人が本会議を運営する。議会活動の大部分はそれぞれの委員会において行われる。

連邦議会の議席分布

全議席数630のうち、キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)は310議席、社会民主党(SPD)は193議席、左派党64議席、同盟90/緑の党(B90/ Die Grüne)は63議席(2013年の議会成立時現在 )

国家元首

連邦大統領は連邦会議によって選出され、任期は5年である。連邦会議は連邦議会議員とそれと同数の各州選出の議員から成る。連邦大統領は国際法上ドイツ連邦共和国を代表する。連邦議会で選出される連邦首相、並びに連邦首相の提案による連邦大臣の任命もまた連邦大統領の任務の一つである。2012年3月以降ヨアヒム・ガウクが連邦大統領を務めている。

連邦政府

連邦政府は連邦首相と連邦大臣によって構成される。連邦首相が施政方針を定め、連邦大臣らはこの枠内において各省を自らの責任で運営する。連邦首相は 2005年11月22日以降、アンゲラ・メルケル(キリスト教民主・社会同盟)がドイツ初の女性首相となった。2013年の総選挙で、キリスト教民主・社会同盟と社会民主党が政権を確立。

司法

基本法は全ての国民に対して完全で包括的な法的保護を保証している。各裁判所の位置付けは、連邦共和国の連邦主義的特質に相応したものとなっており、複数の層から成り立っている。まずほとんどの訴訟が州裁判所で行われる。5つの連邦裁判所(連邦最高裁判所、連邦行政裁判所、連邦財務裁判所、連邦労働裁判所、連邦社会裁判所)の主たる業務は、一律的な裁判を保証することである。裁判所の中で連邦憲法裁判所は特殊な位置付けがなされている。同裁判所は他の全ての 憲法機関に対して自主的で独立した裁判所であり、最高の権威を付与された憲法機関である。連邦憲法裁判所は「憲法の番人」として、国家機関による憲法の遵守を監督している。

国旗

黒・赤・金色の3色。国旗の色の由来についての定説は無い。19世紀初頭より黒・赤・金色は自由でドイツ的思想を持つもののシンボルとされてきた。後に挫折することになる1848~ 49年のドイツ革命が契機となった、フランクフルト・アム・マインの国民議会において、この3色は初めて国家の色となった。1918年以降にはこの3色は 新しいドイツ共和国(ワイマール共和国)のシンボルとなるとともに国家の色となった。1949年5月、ドイツ連邦共和国は黒・赤・金を国の色として定めた。

国の祝日

10月3日、ドイツ統一記念日

通貨

1999年1月1日欧州通貨同盟加盟11か国の共通通貨としてユーロが導入された。交換相場は2002年1月1日までは銀行/企業間の決済など帳簿上の通貨として ドイツマルク(DM)が使われたが、2002年1月1日以降、現金としてはドイツマルクにかわりユーロが流通。 

経済秩序

社会市場経済。経済プロセスは原則として市場によって非一元的に運営され、国は競争が機能するための条件を整える。市場経済には消費の自由、営業の自由、職業の及び職場選択の自由、そして私有財産権が含まれる。労使協約の自主性、すなわち労働組合と雇用者団体による賃金などの労働条件の決定は、憲法で定められている。労使双方は自主的に、つまり国家の介入なく自己の責任において交渉するが、憲法など法的枠は守られる。公務員の場合は連邦、州及び市町村が共同して労働組合と賃金交渉にあたる。社会市場経済を構成する社会的要素とはすなわち年金保険、恩給、健康保険、失業保険、児童手当、その他重要な社会福祉給付からなる包括的な社会保障制度である。税制は特に累進課税によって各人の経済的能力に対応している。経済は包括的に誘導されている。包括的誘導とは、適切な枠組み条件によって総合経済的要素(投資額、通貨量、消費、国民所得等)に影響を与えることを意味する。これより物価水準の安定、高い雇用水準、及び対外経済均衡が、安定しておりかつ適度な経済成長のもとで達成されることになる。

インフラストラクチャー

アウトバーン(高速道路)は1万2917km、鉄道路線は4万1000km。主要空港は(アルファベット順) ベルリン・シェーネフェルト、ブレーメン、ドレスデン、デュッセルドルフ、フランクフルト・アム・マイン、ハンブルク、ハノーバー、ケルン・ボン、ライプツィヒ、ミュンヘン、ニュルンベルク、シュトゥットガルトである。内陸水路は6636km以上。最大内陸港はデュースブルク。最大海 港は北海沿岸のハンブルクとブレーメン・ブレーマーハーフェン及びバルト海沿岸のキール、リューベック、ロストックである。

主要産業

自動車産業、機械製造、電気工学、化学工業、薬品産業、鉄鋼産業

(2016年7月現在)

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ドイツ連邦共和国国歌

作曲家のハイドン(左)と作詞家のファーラースレーベン

フランツ・ヨゼフ・ハイドン(左)作曲、アウグスト・ハインリッヒ・ホフマン・フォン・ファラースレーベン(右)作詞。現行のドイツ国歌は、「ドイツの歌」の第三節。

ドイツ連邦共和国国歌

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