Strandbar in Berlin

ワーキングホリデー(以下ワーホリ)は、観光旅行ではなかなか経験できないドイツの日々の暮らしに触れる絶好のチャンス!

18歳から30歳の日本人なら誰でも申請可能。他国でもうワーホリした人やもうドイツにいる人でもワーホリができる。
そんなドイツのワーホリ10の魅力を少しずつここでご紹介。

1.ワーホリで何ができますか?

語学学校に通ってドイツ語を勉強してもいいし、働いてもいいし、ドイツや周辺の国々を旅行しても。 
ドイツビールの飲み歩きや、ドイツサッカーに挑戦、クラブ通い、アート鑑賞、お料理教室… 何をするかはあなた次第。
他国とは違って、ドイツのワーホリには就労期間の制限もないし、語学学校に通う就学期間の制限もナシ。

ドイツでワーホリをする理由として、ドイツ語の習得をあげる人が多い中、こんな理由でワーホリする人も。
「ドイツはモダンアートの発信地。ベルリンで現代アートのアーティストとの交流を深める」
「テクノやへヴィメタを堪能して、DJ修行」
「ドイツ各地を旅行して、ドイツビールを制覇!」
「ドイツ人の彼氏/彼女と一緒に暮らしたい☆」
「ドイツのオーガニックコスメやオーガニックフードを勉強」
「ドイツの建築物や都市計画に興味がある」
「ドイツを隅まで隅まで旅行」

ドイツのワーホリ期間は最長1年間、どんなワーホリにするかはあなた次第。

2.ドイツのワーホリのいいところは?

ドイツのワーホリビザは他国のワーホリビザと違って、年間発給数の制限もなく、申請時期も限定されていません!
日本国外でも、ドイツに行ってからでもワーホリビザは申請可能
*
まずはカナダでワーホリしてからドイツでワーホリ、なんていうのもOK。(同時にワーホリすることはできません
日本国内でのワーホリビザの申請料金は不要だし、作文や卒業・在学証明書等の提出も不要。
働くときに別途労働許可を取る必要もありません。

急に「ドイツに行きたくなってきた・・・」って思って、「よし来月からドイツでワーホリしようかなぁ!」なんてこともできるけど、備えがあれば憂いなし。
ドイツでワーホリを楽しむためにも、事前のリサーチや準備はしっかりと。


*事前に各国ドイツ大使館や現地のお役所に確認してください。

3.ドイツ語が学べる!

ドイツにワーホリに行く理由として一番多いのが「ドイツ語の習得」。
ドイツにはGoethe Institutのような集中ドイツ語コースを提供する語学学校から、VHS(ドイツのカルチャーセンター)のような仕事の後や週末に通うドイツ語コース、大学の夏季休暇に行われるサマーコースまで、自分の計画に合わせてドイツ語が学べる。
集中コースを提供する語学学校は、午前はドイツ語のレッスン、午後や週末はフリーなところがほとんどで、夜には映画鑑賞や音楽の夕べ、Kneipe(ドイツのカジュアルバー)に一緒に行くプログラムを組んでいたり、週末はデイトリップを企画してくれているので、1人で学校に通っていてもすぐに「ドイツ語で会話しないといけない」友達ができるから、生きたドイツ語が身につく。
VHSはだいたいどの町にもあるし、ドイツ語コース以外にも英語やお料理教室、スポーツなどの趣味の講座も提供しているので、一度のぞいてみて。

ドイツ語は英語と同じグループの言語なので、共通の単語も多く、英語に堪能な人ならドイツ語の習得もすいすい進むはず。

ドイツ語は全然できない!っていう方へ
ワーホリ世代のドイツ人はほぼ英語ができるからご安心を。
でも、ドイツでドイツ語を習わないなんてもったいないと思いません?
ドイツ語を学ぼう!
Goethe Institutは世界各地で語学コースを提供していて、日本では東京・大阪・京都にあり、ここでは日本語でドイツのGoethe Institutの入学手続きが行えますよ。
Goethe Institut(ドイツ文化センター)

4.ドイツ旅行を堪能

ドイツが旅行しやすい国なのは、ドイツ人自身が休暇をエンジョイするのが得意だから。
DB(ドイツ版JR)は各種の割引サービスを提供してるし、easyJetなどのLCC網も充実、最近では長距離バス路線も充実し始めている。
街中・都市間問わず自転車道もよく整備され、カーシェアリングも使いやすいので、旅行好きにはうれしい限り。
バックパッカーでドイツを横断したい人はドイツのYH(ユースホステル)がオススメだけど、他にもB&Bやファームステイ、古城ホテル、ハイクラスなホテルと何でも揃っている。

日本からのツアーでは訪れないような小さな街やガイドブックには載っていない穴場を訪問、心ゆくまでじっくりと美術館で絵画を鑑賞する。
春にはカーニバルで大騒ぎ、夏にはWacken Open Airでヘヴィメタを堪能、秋は地元のワイン祭りでほろ酔いになり、冬は各地のクリスマスマーケットをめぐる・・・
こんな経験をできるのも、ワーホリでドイツに長期間滞在してる人の特典。

それでもドイツは旅行し尽くした!っていう人には、近隣諸国への旅行もオススメ。
ドイツはヨーロッパの真ん中にあって、フランスやスイス、ポーランド、イタリア・・・9カ国と国境を接しているうえ、交通の便もいいから、週末にちょっとプラハまでなんていうのも楽しめる。

ドイツの旅行会社が主催する若者向けのパッケージツアーを利用すれば、旅行中に同年代のドイツ人とも仲良くなれますよ。

ドイツ観光局

5.ヨーロッパを実感

例えば、住んでいる街から車や電車で1、2時間走ったら、そこはもう外国-これがヨーロッパ。
今ではヨーロッパの多くの国で国境検査が廃止*され、国境を示すものは道路横の看板だけ。
同じく通貨も多くの国がユーロを採用しているので、両替もほぼ不要。

街中で人々が話す言葉やお店の看板、駅の案内の言葉がドイツ語ではなくなっていたり、ちょっと違うアクセントだったり。
スーパーに並ぶものはあまり変わらないかもしれないけど、朝ごはんを見れば、その国の食事情がよくわかる。
ドイツではバラエティー豊かなハムやソーセージ、スライスチーズを挟んだドイツパンのサンドイッチ、お隣のフランスではバケットをカフェオーレに浸して食べたり、イタリアではジャムの入ったクロワッサンにエスプレッソ…
日本人にとって外国は飛行機で行くところだけど、ヨーロッパの人にしてみれば、それはもう日常のヒトコマ。
そんな「陸続き」を日常として体験できるのもワーキングホリデーならでは。

Schengener Staaten
(© wikimedia commons, GNU Free Documentation License)
ワーホリビザを持っていれば、気が向いたらドイツの近隣諸国にぷらっと行くことだってもちろんOK*。
ドイツでの生活も軌道に乗り一段落したら、様々な国を訪問し、見聞を広め、ドイツの良さ・日本の良さを再発見してみよう!

*シェンゲン協定加盟国間(下記のリンク先を参照)では国境検査が撤廃されています。ワーホリビザを持った日本人の方はドイツ以外のシェンゲン協定加盟国内に半年の間で合計90日間無査証で訪問可能。
シェンゲン加盟国

6.割安な生活費

Mädchen zusammen in Küche
(© dpa / picture-alliance)
意外なことに、ドイツの物価はそれほど高くなく、ヨーロッパ平均。
ミュンヘンやハンブルクなどの大都市はドイツの地方都市と比べて高いけど、それでもロンドンやパリなどの他のヨーロッパの大都市と比べると安い。

生活費の中で最も大きな割合を占める家賃は割と安めで、ドイツではWG(シェアハウス)が昔からあり、WGに住めばさらに安くすませることができる。
食料品などは日本よりも安い。

参考までに、ドイツの大手新聞ZEIT紙の「学生生活どれだけかかる?」によると、生活費のもっとも高い街がミュンヘンの902€(家賃358€)、もっとも安いのがドレスデンの680€(247€)、そしてベルリンは833€(321€)
オペラやコンサート、映画などは日本よりも安いし、近郊の公共交通機関のフリーチケットを購入すれば、交通費もだいぶ安くあがる。

生活費が割安といっても、最初は費用がかさむもの。
ワーホリ経験者へのアンケートで「ドイツへの渡航前にどんなことを事前に準備しておけばよかったと思いますか?」という質問に対して、ほぼ全員が「貯金」と回答。
日本でできる限り貯金をしていくのがオススメです。

ZEITの「学生生活どれだけかかる?」
40以上の都市の大学生の一ヶ月当たりの平均的な生活費(2012年)がわかる。
プルダウンメニューから都市名を選び「SUCHEN」をクリック。上から家賃、食費、衣服費、交通費、通信費、余暇、教材、保険・医療費、支出合計(=生活費)、収入が表示される。(ドイツの国立大学の学費は無料、学生には各種学割がある)

7.ヨーロッパの若者に人気!

Blick über die Schulter des Schlagzeugers der deutschen Band Jennifer Rostock auf dem "Southside Festival"
(© picture-alliance/ dpa)
ヨーロッパではロンドンとパリが流行の発信地で若者の憧れの街!と日本では思われているけど、実は世界的にはベルリンもトレンドの最先端。
テクノやエレクトロで有名なドイツでは連夜のクラブ通いも可能だし、Wacken Open AirRock am Ringの野外フェスにはヨーロッパ中から人々がやってくる。
モダン・アートの世界でもドイツ、特にベルリンは注目の的。世界中から多くのアーティストが集まり、お互いに刺激し合いながら、創作活動を行っている。

もちろんクラッシック音楽の本場ドイツでは、日本では信じられないぐらい安い値段で、ドイツ各地でコンサートやオペラ、バレエが楽しめるし、オフシーズンの夏には様々な野外コンサートが開催される。
もちろん、1試合平均4万人強の観客動員数を誇るブンデスリーガの試合もオススメ。
サッカーがよくわからなくても、ドイツ人と一緒に本場のスタジアムの雰囲気を楽しむだけでも行く価値あり。

YouthfulCities発表の、全世界若者に人気の都市ランキングでは、ベルリンは20142位、20153位をマーク。
パリやロンドンと比べ、生活費や物価も安いのも、ベルリンが若者にとって人気な理由の一つ。

YouthfulCities

8.意外に美味しい!

deutsche Bäckerei
(© picture-alliance/ dpa)
ソーセージにじゃがいも、ビール・・・これが一般的なドイツ料理のイメージ。
確かに、ソーセージもじゃがいももよく食べるし、ビールもよく飲むけど、それは「美味しい」から。
他にもハム、チーズなどの乳製品、ケーキ、チョコレートなどドイツには美味しいものがたくさんあるけど、その中でも海外に住むドイツ人が一番恋しがるのが「ドイツパン」。
どっしりと重く噛めば噛むほど味が染み出てくるライ麦パンや全粒粉パンを薄くスライスし、バターをたっぷり塗ってドイツ自慢のハムやチーズを挟んで食べるのが一般的。

また、ドイツの野菜や果物は味が濃くて安いので、ついつい手が伸びるけど、特に5月ごろに出回るホワイトアスパラは絶品で、この時期は家庭でもレストランでもよく食べられる。
ドイツの白ワインは日本で売られているものとは違い、甘ったるくなくシャキッとしてフレッシュ。ホワイトアスパラとの相性も抜群。
そして、スイーツ。ドイツには「第4の食事の時間」と言われるコーヒータイムがあって、この時間にコーヒーとケーキをいただく。
季節のフルーツをたっぷりのせたタルト、クリームたっぷりのシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ、夏にはアイスベッヒャー(ドイツ風パフェ)・・・
意外なことに、日本で人気のバウムクーヘンはドイツではあまりメジャーではない。
ドイツでは男性も甘いものに目がなく、カフェでケーキを食べる姿をよく見かけるので、ドイツはスイーツ男子にもうれしい国。

トルコ料理の手軽なケバブや、ドイツ名物カレーソーセージなど、ファーストフードにも事欠かないし、環境意識が高いドイツでは有機野菜などの健康志向な食料品を置いているスーパーもあるし、ベジタリアン向けの食事も一般的で種類が豊富。
ドイツには移民やその家族が占める割合が20%弱もあるので、日本でお目にかかれないような各国料理も楽しめますよ。

9.フレンドリーなドイツ人

Die Hochburgen des Karnevals liegen in Nordrhein-Westfalen
(© Bundesrat/picture alliance / dpa )
カントに、マルクス、ニーチェ… ドイツの哲学者を挙げればきりがなく、文豪と思想家の国と言われるドイツ。顔をしかめて難しいことを考えていて、理屈っぽくって議論好き…ドイツ人は一見真面目で強面に見えるかもしれないけど、結構陽気でお祭り好き。それが一番よくわかるのが毎年23月にある「カーニバル」!仮装して大騒ぎしているのを見たら、真面目でお堅いドイツ人のイメージは払拭されるはず。
また、ビールの祭典「オクトーバーフェスト」では、お隣の人と肩を組んで体を揺らしながら大合唱。
サッカーのスタジアムに行けば、ごひいきのチームに熱い声援を送るし、国際大会で優勝なんかしたら、車のクラクションを鳴らしながら街中を走り、興奮を分かち合う。
道に迷って困っていると「どうしたの?」って親切に声をかけてくるし、電車やカフェで近くにすわったら自然と会話が始まり、目が合えばにっこりご挨拶 - そんなドイツ人の違った一面を見るにはドイツで生活するのが一番です!

10.ワーホリをしてみて・・・

PAD Alumni mit Mitarbeitern der Botschaft
(© germanembassytokyo_kuhlmann)
ドイツでワーホリをした人の感想で多かったのが、「世界感が変わった」、「日本に対する意識が変わった」、「国際感覚が身についた」。
実際にヨーロッパで生活してみると、色々と考えさせられることが多く、今後の人生に大きな影響をうけるよう。
ドイツで仕事を見つけた人やワーホリで得た経験がその後の職業生活に生かせた人もいれば、全く関係のない職業につく人も・・・
(ドイツで結婚、そのままドイツで暮らしているという、ワーホリが「人生の転機」となった人も。
それでも、「行ってよかった」、「苦労もあったけど、それも含めていい経験」、「もっと若いうちにワーホリしたかった」とポジティブな意見が圧倒的。
そして、行った人の多くが「ドイツをもっと好きになった」、「ワーホリをして良かった!」、「またドイツに行きたい」と。
中には「ワーホリの延長や2回目のワーホリができたらいいのに」という意見も。
最後に、ドイツ・ワーホリの先輩からのアドバイス:「前もっての情報収集、準備が大事」「もっと貯金をしておけばよかった」でした。

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ワーキングホリデー・ビザ

PAD Alumni mit Mitarbeitern der Botschaft

ワーキングホリデー・ビザ制度は日独両国の合意に基づくもので、日本の若い人たちにドイツの文化や日々の暮らしに触れる機会を提供するためのものです。滞在可能な期間は3ヵ月以上1年以内で、最長365日、ドイツのさまざまな職場で働くことができます。申請必要書類等は下記をご参照ください。

申請方法など

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